海洋堂製プラモデル:キングギドラ
山崎貴監督の新作ゴジラ映画「ゴジラ-0.0」の話題がYouTubeなどで盛り上がっています。製作決定の発表時点からすでに内容への様々な憶測が飛び交っており、ロゴマークの形状や金色の雲の背景などから、キングギドラの登場がファンの間で噂されていました。正直、新作が「ゴジラ-1.0」の続編なら、あの戦後のシリアスな世界観には宇宙怪獣は似合わないと思っており、まさか、そんなことはするまいと思っていました。
ところが、最近、特報が出されて、内容が-1.0の続編であることが明かされ、悪人のような科学者が”心配するな!奴はゴジラじゃない”などとのたまう映像で、敵怪獣が出ることがはっきり示されました。しかも、鳴き声は、どう聞いてもギドラです。いやあ、東宝さん、宣伝がうまいねえ。でも、ギドラで大丈夫?などと心配していました。
そして、9月26日、ニューヨーク映画祭で、「ゴジラ-0.0」がワールドプレミア上映されたというのです。日本国内をさておいて、なんちゅう暴挙を!と思ったのですが、その評価がものすごく高くて、海外の評価サイトでも、めちゃくちゃ高い点数をたたき出しているそうです。そのおかげかどうか、アメリカとカナダのIMAXの上映館の約80%での公開が決定したようです。日本映画としては、過去最多の上映館数だそうです。いやあ、恐れ入りました。東宝の新しい海外戦略は見事に当たりました。これで国内興業も大丈夫です。なにしろ昔から舶来物には弱いのですから。ちなみに、その上映で、キングギドラが登場することが確定したそうです。
そうなると、一体、どういう素性のギドラか、そして、そのデザインが危惧されます。実は、ハリウッド版のギドラのデザインが好きではないのです。あの蝙蝠のように指が発達した羽がダメなのです。やはり、ギドラは、胴体からそのままコウモリ傘の骨が放射線状に出ていなければ、生物を超えた怪獣とはなりえないのです。この辺のこだわりは若い人にはわからないでしょうねえ。往年の怪獣少年の信念(笑)です。ちかじか、最終の予告編が公開されるようですが、いずれにしろ、公開は11月3日ですので、いまから楽しみでなりません。でも、なんか、ゴジラ細胞に侵された”典子”の悲惨なストーリーの予感もしますので、その点が非常に心配です。

以上、前置きが長くなりましたが、こうした状況を見越してか、海洋堂からキングギドラのプラ模型が発売されています。去年あたりからソフトビニールが中心だった怪獣フィギュアの世界にプラ模型が登場し始めました。青島文化教材社からゴジラ-1.0が発売されており、当ブログ(2025.12.14)で紹介したようにその出来に驚いたのですが、ネットによると、金型にアルミニウムを採用することが可能となり、怪獣特有の皮膚のとげとげ感が再現できるようになったおかげとか。いやあ、技術革新様々ですねえ。
さて、この海洋堂のギドラですが、さすが、老舗のメーカーです。実に、気持ちよくパーツが合います。パチパチはめてしまったら、隙間を埋めたりする必要もなく組みあがります。しかも、造形師が、チョコエッグで一世を風靡した松村しのぶ氏です。いかにも生物感あふれる造形となっています。個人的には本来は映画の再現を求めているものですが、これはこれでいいのだ。羽もこうもり傘だし、首の曲がり方が絶品です。
ただ、塗装のラッカー塗料の色指定がなかなかうまくいけません。結局、一部、エナメル塗料に変更したり、全体を半艶のクリアを吹いています。それと、やっぱり、赤い鉄橋のある情景は余計だったので、新たに土台は、粘土で自作しました。では、キットから完成までの写真をご覧ください。まあ、いつものとおり、私の腕ではこんなものです(笑)。
最後に、映画を先取りして、前述のゴジラ-1.0のゴジラを並べてみました。
そういえば、キャスト社からも、飛んでる姿のキングギドラのレジン製の小さなスタチューが発売されていましたが、やっぱり、新作映画の影響でしょうかねえ。もはや、ギドラブームといっても良いですねえ(笑)。どうやら「三大怪獣地球最大の決戦」で初登場のキングギドラが最初に襲撃する都市である松本市出身の山崎監督の念願が通じたのでしょう、よかった、よかった(笑)。
























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