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2022年9月24日 (土)

NOPE/ノープ

 いま話題の黒人監督ジョーダン・ピールの新作「NOPE/ノープ」は、賛否が分かれている作品です。この監督さんの「ゲット・アウト」や「アス」は人種差別をテーマにした斬新な演出で評判でした。もっとも、私は、これらの作品の深刻なテーマに恐れをなして、まだ見ていません。動画配信もあるのですが、どうにも心の準備ができない(笑)のですねえ。
 ただ、今回の新作は、そうした重いテーマではなく、決して見てはいけないという正体不明の空飛ぶ物体のお話という、実にSFぽい作品らしいということで、公開最終日に劇場に足を運びました。

Img_20220924_0002 映画のプロローグは、全く予想外の場面から始まります。チンパンジーの殺人現場なのです。頭に疑問符がついたまま、ロスアンゼルスの郊外の馬の牧場のシーンに変わります。黒人の牧場主が馬の調教中に息子の目の前で空からの落下物で死亡します。まったく物語の展開が見えませんが、能天気で口八丁な妹の登場によっても、何故かスリルだけが盛り上がっていきます。

 でも、やっぱり監督の持論テーマがしっかり描かれています。映画フィルム第1号となった”馬が走る映像”、その騎手が黒人だったがその名前は誰も知らないという逸話が語られるほか、何故か、隣にあるテーマパークの韓国系の東洋人オーナーが、冒頭のチンパンジーの殺人が起こったテレビ番組の子役だったことが明かされます。どうして、こんなエピソードが挿入されているのか、不思議でしたが、ポケットサイズの劇場パンフレットを読んで初めてわかりました。
 ネタバレになりますが、本筋と全く関係ないので説明しますと、”チンパンジー”は東洋人の別称であり、その猿が白人を殺すというエピソードを描くことで黄色人種差別を訴えているそうなのです。そういえば、白人の娘を撲殺したチンパンジーは、東洋人の子役には親愛の情を示していました。多分、ここが監督の主張したいことなのでしょうが、娯楽映画作品としては余計な脇道のような気がします。しかも、前半から延々と続きますからので、本当に何が何だかわからなくなります。

 それよりは、もっとストレートに”空飛ぶ物体”に焦点を絞ってほしかったものです。後半は、空の”トレマーズ”との戦いの物語になります。それが予想以上に面白かったのです。さすが注目されるだけの力量はある監督さんだと感心しました。
 空飛ぶ物体を撮影するため監視カメラを設置した電気屋の若者の登場をはじめ、中盤に起こる隣のテーマパークでの”謎の惨劇”を知って協力を申し出る、伝説の記録映画家などはなかなか人物設定も面白く、無口な黒人の息子もだんだんヒーローらしくなります。

 しかし、それ以上に、キャメラが凄い。牧場から見えるなんでもない渓谷と空を映して、実に美しい映像になっています。どうやら、キャメラマンがあのクリストファー・ノーマン監督と組んで有名なホイテ・ヴァン・ホイテマという人らしい。いやあ、どこがどう違うのか、わからないけど、広大な風景を見事にスクリーンに写しているのです。そんなリアルな風景映像の中で、”動かない雲がある”というセリフは衝撃的でした。

 そして、徐々に姿を現す謎の物体、UFO(空飛ぶ円盤)とばかり思っていたら、最後は、”新世紀エヴァンゲリオン”の使徒の実写化のような正体をさらけ出し、見えない敵の位置を把握するための赤や黄色のバルーン群の脱力感も伴って、斬新でシュールな戦いを見事に映像化しています。いやあ、この後半の怒涛の展開はなんとも素晴らしい。本当に無駄なエピソードをそぎ落とし、このエイリアンとの戦いに的を絞ってストレートに描いておれば、SF映画の傑作になったと思います。それでも、”SFエイリアン物”好きの私としては後半だけで十分面白かったと評価します。 

2022年9月19日 (月)

ブレット・トレイン

 ブラッド・ピット主演の映画「ブレット・トレイン」は、日本の小説家伊坂幸太郎のベストセラー殺し屋三部作の2作目「マリアビートル」をハリウッドで映画化したものらしい。実は、この作家の作品はあまり読んでいないのでわからないのですが、原作ファンからは原作と違うとかなりの不評らしく、全体として賛否両論のようです。まあ、「デッドプール2」の監督作品ですので、悪趣味なギャグと破天荒な展開は当然なのでしょう。

 私は、登場する殺し屋たちの人物設定や行動と長いセリフが予想より笑えましたので気に入っています。あいかわらずの欧米人から見た”不思議の国:ニッポン”も笑ってすませましょう。ウォシュレット式トイレを使ったピットの一人芝居は笑えます。あのへんなウエイトレスは有名な俳優かな? まあ”異世界の別の日本”のお話と割り切ってあまり気にしないようにしましょう(笑)。

Img_20220915_0001  とにかく、ブラッド・ピット扮する、運の悪い殺し屋「テントウムシ」が日本の新幹線に乗って、何故か、世界有数の殺し屋たちと戦うはめになるという突拍子もないストーリーが面白いじゃないですか。しかも、殺し屋たちの血みどろの過激なアクションは、何度死んだかわからない(笑)ほどの迫力がありますが、あまりの派手さにアクション・コントにも見えて、笑えます。

 特に、「みかん」と「レモン」という殺し屋コンビが秀逸です。多分、これは原作の設定なのでしょうが、中でも”きかんしゃトーマス”ギャグは笑えました。全編、クエンティン・タランティーノ監督の出世作「パルプフィクション」を彷彿させる饒舌なセリフ劇と、「デッドプール2」監督らしい回想(説明)シーンが見事に融合して本当に楽しめます。

 さらに、出演者が楽しいですねえ。みかんとレモンの殺し屋コンビは最近注目の若手ですし、”日本の誇り”の真田広之はもちろんですが、ロシア人の大ボスが”ゾッド将軍”でした。しかも、ゲスト出演で「ザ・ロストシティ」で共演した縁か、サンドラ・ブロックとチャニング・テイタムがちょい役で出演していたのも驚きでした。さらに、”デッドプール”本人までも一瞬姿を見せます。この人、いろんな映画に顔を出しますねえ(笑)。

 そして、ラストはどこか”異世界の京都”に着いて、さまざまな謎も回収され、一件落着かと見せた後、”みかん”の復讐までもしっかり達成されます。ハチャメチャな物語のようにみえてなかなかどうして筋は通っていました。未見の方は是非、”とんでも日本”をお楽しみください。

2022年9月 6日 (火)

「御用金」祝!!初ブルーレイ・DVD化

 五社英雄監督の「御用金」のDVDとブルーレイが初めて発売されました。この作品は、1969年公開の仲代達矢、中村錦之助、丹波哲郎主演の時代劇の大作なのですが、これまで、テレビでは何回か放映はあった(私は録画しましたが・・・)ものの、VHS化もレーザーディスク化もなく幻の作品となっていました。何故なんでしょうねえ。暴れん坊の五社監督だけに、フジテレビと東宝との間でなんか”大人の事情”があったのかな?そういえば、その昔、同じ五社英雄監督の「人斬り」がなかなかVHS化されないのは、ゲスト出演した三島由紀夫が切腹を演じていたから遺族の意向もあったなどとまことしやかな噂もされてましたが、それでも、VHSとLDは発売されていましたねえ。ちなみに、今回「人斬り」もDVD及びブルーレイ化が実現しています。ともかく「御用金」初DVD(BD)化おめでとうございます。

614npdhv8pl_ac_sx342_  さて、早速ブルーレイを購入し、再見しました。やはりブルーレイだと映像は綺麗ですから、劇場で見た時の、泥だらけの宿場町や雪山での斬新な殺陣とリアルな映像の衝撃が蘇ります。とにかく、雪山のロケは本当に寒そうです。昔の役者さんはえらいですねえ。いまなら、こんな過酷な現場は許されないでしょうねえ。映像からは体を張った殺陣、重そうな刀、凍える手など本物の迫力が伝わります。こういう絵を見ると、今時の時代劇は、本当に軽いですねえ。棒手裏剣の打ち合いなど斬新な殺陣にも感心します。

 それにしても、今回改めて見直しますと、この作品は、丹波哲郎扮する鯖江藩の家老が主人公でした。いやあ、丹波哲郎がなんとも格好良いですねえ。寒さ除けのマントや毛皮も素晴らしい。某手裏剣の名手という設定も良い。藩の財政健全化のためには村ごとの大虐殺もいとわない冷酷非情の所業ですが、単なる悪家老では収まらない為政者としてのゆるぎない信念までが感じられます。風格のある自室(セットが見事)でくつろぐ丹波哲郎の演技など貫禄が光ります。
 逆に、正義を貫く仲代達矢扮する主人公がなんとも融通のきかない厄介者(笑)のようにまで感じられます。

 また、幕府隠密役の中村錦之助も飄々とした持ち味が素晴らしい。この役は、当初三船敏郎が演じていたのですが、ロケ地で仲代達矢と大喧嘩し、その足で東京に帰ったという大事件が起こり、急きょ、中村錦之助(1966年五社作品”丹下左膳”の主演)が本当に友情出演したそうです。結果としては役柄から言って、剛の三船よりはかえって良かったのではないかと思います。

 そして、以前このブログでも紹介(2021.12.27参照)した1966年公開”牙狼之介”で主演した夏八木勲も丹波家老の懐刀として登場します。しかも、丹波の妹で仲代の妻である司葉子に密かな恋心を抱いているというそんなエピソードまで配慮されているのですから、いかにも五社英雄のお気に入りの役者という感じがします。さらに、お馴染み、無駄に抜刀術のうまい坊主頭の大部屋役者さんもしっかり出演です。

 いやあ、久しぶりに本格的な時代劇を堪能しました。すこし青臭いセリフや思わせぶりな映像もありますが、実に良かった。でも、もうこうした重厚な時代劇は、今の軟弱な役者さんでは作れないのでしょうねえ。本当に、”役者”が違います(笑)。

61gzxvnnutl_ac_sx342_ ちなみに、今回「人斬り」のブルーレイ版も購入しました。冒頭の暗殺のシーンは、雨の中で血煙が確認できました。実は、この血煙は、VHSでもLDでも映りませんでした。しばらくは、劇場で観たのは自分の錯覚かとも疑った時期がありましたが、確認出来てうれしい限りです。

  また、「牙狼之介」とその続編「牙狼之介 地獄斬り」も初DVD化されています。この作品もVHSもLDも発売されていませんでした。ただ、東映作品だけにブルーレイ化はまだ先のようです。それにしても、これから五社監督作品は、「獣の剣」や「十手舞」とDVD発売が続くようですが、今、何故、五社英雄なのか、事情を知っている人は是非教えてほしいものです。71pk1qgcmkl__ac_sx300_sy300_ql70_ml2_

71fvdyjcnnl__ac_sx300_sy300_ql70_ml2_   最後にもう一度、「御用金」のブルーレイ化ありがとうございました。長い間待っていたので本当にうれしい限りです。東宝さん、フジテレビさんに感謝申しあげます。まだまだDVDされていない名作もありますので、今後とも円盤化をどうぞよろしくお願いします。

 

 

2022年8月31日 (水)

シャドウ・イン・クラウド

 この「シャドウ・イン・クラウド」も、Youtubeで予告編を見て、劇場で観たいと思った作品です。まず、主演が「キック・アス」のヒットガールを演じたクロエ・グレース・モレッツです。子役からの成長ぶりも観たいし、なにより出演する作品が「フィフス・ウェイブ」などのSF映画寄りというのがお気に入りです。

 そして、ストーリーが面白そうなのです。第二次世界大戦中にニュージーランドからサモアに飛ぶB-17爆撃機に、訳アリ風の女飛行士が乗り込んできて、しかも、途中で大空の悪魔”グレムリン”に襲われるという物語です。いかにも私好みのど真ん中なテーマです。空中で飛行中の航空機を襲うグレムリンは、あの有名な12時になったら爆発的に繁殖する小悪魔ではなく、4人の監督のオムニバス形式の劇場版「トワイライトゾーン/超次元の体験」の第4話目に登場した凶悪なモンスターの方なのです。確かジョージ・ミラー監督で、なかなか迫力ある剛腕で飛行機の機体を破壊していた記憶があります。記憶をたどっていると、懐かしさのまり、ついDVDを注文してしまいました。1,000円なのだ(笑)。

 しかし、この作品は、私の住むエリアでは劇場公開は無く、しかも、待っていた動画配信は、私の未加入のサイトの独占です。このサイトは月額会費が2千円を大きく超えており、とても入会できません。なにしろ、既にアマゾンプライム、ネットフリックス、ディズニープラスの3社も入っているのですから、腹いっぱいです(笑)。

71aiu72n31l_ac_sl1010_ 結局、動画配信のレンタル視聴ができなかったため、ついに先日ブルーレイを購入しました。

 視聴した感想としては、少し事前の期待と妄想が大きかったねえ。
 男の世界の爆撃機では、女飛行機乗りは全く相手にされません。それどころか、胴体下の丸い狭い砲台の銃座に閉じ込めます。そして、男達はほぼ全員本当に卑猥な言葉を投げかけます。女性差別を糾弾する、いま映画界で流行のポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)なのでしょうか。
 観ている観客までもがいたたまれなくなります。言葉の暴力と欲望混じりの下品さは、正直、グレムリンより恐ろしいものでした。前からハリウッド映画を見て思っていたのですが、アメリカの男達の言葉は下品すぎないだろうか?戦争に駆り出される連中は下層階級が多いためなのかな?今更ながらにアチラの文化に疑問を感じます。恐ろしいのは、こういう文化が世界水準になって、日本人にも大きな影響を与えすぎているような気がします。まあ、もう手遅れかな?いやはや、そんなことを考えるほど、精神的な拷問にも似たシーンの連続でした。

 一方、秘密指令で謎の箱を抱える女主人公も、その行動の動機が分かるまでは引き込まれていましたが、ネタバレの後はもうドン引きです。
 しかも、もう一人の主人公であるはずのモンスター”グレムリン”のデザインがなんとも絶句します。目撃した隊員たちは”大きなねずみ”と称しますが、一言でいうと、先日観た「ザ・スーサイド・スクワッド/極悪党、集結」に登場する”イタチ男”そっくりです。情けない程貧相なモンスターなのです。膜を広げて飛ぶ所だけが取り柄です。しかも、その最後は・・・いや、これは映画でご覧ください。しょうもない程お粗末な決着でした。

 それにしても、モレッツは”ヒットガール”を演じただけのことはあります。高速で飛ぶ飛行機の上で、逆さクライミングを行います。しかも、一度、空中へ飛ばされても機体に舞い戻るという離れ業まで演じます。いやあ、なんとも形容のしようがありませんねえ。よく言えば、B級映画の醍醐味としては上等で、特殊撮影工房”ウェタ”のあるニュージーランド映画らしく(?)、CG処理だけは実にリアルでしたので、その点は感心しました。だから、決してブルーレイの購入は高くなかったのだ(笑)。・・・以上です。

 

2022年8月30日 (火)

プレデター/ザ・プレイ

 最近、YouTubeでやたら特集されている動画「プレデター/ザ・プレイ」が気になっていました。あのシュワルツネッガー主演の「プレデター」の最新作らしい。ユーチューバー達によると、第1作と並ぶような傑作らしい。まあ、私のお気入りの作品だけに観たいですよねえ。でも、残念ながら、この作品は劇場公開は無く、ディズニー・プラスでしか配信していないのです。

 以前「ジャングル・クルーズ」を観たさに入会してすぐに退会した経緯もあって悩んでいましたが、先日、欲望に負けて再入会してしまいました。で、早速鑑賞したのですが、どうしても、字幕が出ずに、なんと原語のまま観たのです。もちろん、何を言っているか、正確には分かりませんが、主人公がネイティブ・アメリカンの女戦士の話であり、プレデターとの戦いが中心のアクション映画ですので、あまり言葉は重要でないのです。

 物語は、18世紀の初頭、コマンチ族の集落近くにプレデターが登場するところから始まります。主人公は、あまり腕力は無いのに何故か戦士として認められたがっている若い娘なのです。勇敢な戦士である兄への対抗心なのでしょうか、解説するユーチューバー達は、いわれなき女性差別への抵抗者のように褒めていますが、その自己顕示欲の強い性格や自分勝手な迷惑な行動には、どうも共感できませんでした。字幕のない原語で、私は彼女の心情がよくわからなかったせいかもしれません。当時のインディアンの習俗などが実にリアルだったので、ここは残念でした。

 でも、肝心なのは、プレデターの造型です。300年前の設定のせいか、そのデザインは野性味ある醜くさで好感が持てます(笑)。マスクや装備もなんか古く簡素な造形が面白い。3点方式のレーザー・ポインターは装備しているのに、熱光線ではなく、矢が飛んでくるのはアナログ的で時代に合っているような気がします。でも、姿は消えます。まあ、宇宙船も登場する科学力ですから(笑)。

そして、”悪魔”を捕獲しに来たならず者のようなヨーロッパ人との争いやインディアンの戦士との戦いは見ごたえがありました。仕掛けた罠を見破られ、慌てふためいて先込めのマスケット銃に懸命に火薬や球を入れているヨーロッパ人の集団に対して、トマホークなどで戦うインディアンの姿はカッコイイですねえ。結局、女主人公が知恵を駆使してプレデターを倒すのですが、第1作をオマージュした主人公の姿が見えなくなる場面やマスクを逆用したトリックは、少し無理があるのでは?と疑問ですが、まあ、そこは大目に見て楽しみましょう。
 ただ、第2作の伏線の回収なのか、よくわかりませんが、あの1715年製の短銃のエピソードは、続編を作るという意欲の表れでしょうか、そうでも考えないと意味がわかりません(笑)。

 以上、少し辛口の感想になったかもしれませんが、確かに、近年のプレデター作品よりは、随分楽しめたと評価します。是非、ご覧ください。そして、ユーチューバー達が熱望している、”侍対プレデター”の映像化も見てみたいものです。エイリアンとも戦っているし、次は、日本の戦国時代へどうぞ、おいでください。

 最後に、字幕が出なかったのは、アマゾンのファイアーTVスティックの操作を知らなかっためであり、丁寧に教えてくれた”ディズニー・プラス”のカスタマーサービスに感謝します。まさか、スティックの〇ボタンの上部を押し続けると、画面の上部に隠しコマンダーが出現するとは思いませんでした。おかげで、ディズニー・プラスをもう少しの間入会したままで楽しむことにしました。この点は本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。

2022年8月11日 (木)

キングダムⅡ/遥かなる大地へ

 秦始皇帝の勃興期を描く漫画を原作とした「キングダム」の続編です。前作は、主人公の奴隷”信”と後の始皇帝となる王子が出会い、異母兄弟を倒して秦の国王になるまでのお話でした。まあ、言ってみれば、物語のプロローグなのですねえ。

Img_20220811_0001  そして、第2作目「キングダムⅡ/遥かなる大地へ」が主人公”信”が一兵卒から大将軍になり上がっていく本編になります。前作が、中国にロケして日本映画にしては珍しいほどのスケール感もあって、なかなか面白かったので、今回も期待していました。

 面白いは、秦の国王の友達であり、その王座奪還に大きな功績があるのに、そんなことは全く関係ないかのように、一兵卒から合戦に参加するのが面白い。原作漫画を読んでいないので、背景が分かりませんが、普通ならコネあるいは恩賞をもらうんですよねえ、そんなことを全く考えない主人公の人物像がなんとも素晴らしいのです。それでも、雑兵のくせに一緒に戦った”千人将”の隊長には”友達言葉”ですから、笑います。雑兵仲間が引いているのがさらに良い。

 雑兵仲間と言えば、”五(5人組)”の隊長である、なんか頼りなさげな歴戦の古参兵がなかなか味があります。どっかで見た顔だなあと思ったら、「カメラを止めるな!!」の主人公でした。いやあ、出世しましたねえ、とお喜び申しあげます。

 そして、やっぱり、前作から続演の秦の大将軍”王騎”役の大沢たかおが存在感があります。”童・信”という独特の口調が耳について離れません。今回も体をムキムキにして出演したそうです。ご苦労様です。

 ストーリーは、突然攻め込んできた魏との戦争を描いています。主人公の初めての合戦なのです。そこで、前述の”五”の隊長や出身村の仲間に出会います。そして、凄腕の元暗殺集団の女暗殺人も登場します。原作では人気のあるキャラクターだそうです。
 中国の壮大な大地で、秦と魏の大軍勢が激突します。二つの小山を占拠した魏の大軍に、秦の大将軍(豊川悦司)は、無謀な歩兵の突入を命じ、ほぼ壊滅です。いやあ、”こんな玉砕戦法だめやなあ”と思っていたら、主人公たちの奮戦(主人公の戦闘力がもう”超人”ですが・・・)で突破口が開けて、戦いは混戦状態です。

 コロナなのに、中国でどうやって撮影したのかなあ、と思っていたら、パンフレットによると、ロケハンが終了していたので、実際の撮影は、現地の中国人スタッフにリモートで指示した(下請け方式?)ということです。そして、主人公たちの殺陣は、ベンハーのような戦車との争いも含めて、長野県にある工業団地の造成地に巨大なグリーンバックを張って撮影したようです。いやあ、何度も言いますが、日本映画とは思えないような迫力ある映像になっています。CGも頑張っているように見えます。ここは素直に拍手をしましょう。

 最後は、主人公の超人的な獅子奮迅の活躍で、秦の大勝利となり、主人公・伸は、めでたく一兵卒から”100人将”のリーダーになります。その報告に、秦国王が驚いて「1回の合戦で百人将になるとは」と呟きます。そうです、この映画は、たった1回の”合戦”を描いた内容なのです。原作は、いまだに延々と続いているようですが、今後の映画化の予定はもう気が遠くなりそうですねえ。
 思えば、今作は本当に主人公・信の成り上がり物語の幕開けともいえる内容で、終わってみれば、たった1回の合戦であり、意外にこじんまりした感もしますが、なかなか先の見えないアクションなど、日本映画には無い迫力もあり、”上等に面白かった”と言えます。そして、戦いが終わって、次々と大物俳優が登場しますので、今後の展開にますます期待が持てます。

 もっとも、漫画原作では、どうやらお気に入りの”王騎”将軍が早い段階(?)で死んでしまうそうなので、是非、そのあたりまでは頑張ってシリーズを継続してほしいものです。期待しています。

2022年8月 6日 (土)

フェバリット マリンライフ 廃盤

 毎度おなじみ、模型メーカー「フェバリット」の”マリンライフ”シリーズ(廃盤)のコレクションがやっとコンプリートしました。現在発売中のソフトビニール製の商品ではなく、レジン製で立派な台座の付いたディスクトップの模型です。以前紹介した”釣り魚”シリーズではなく、シャチなどのクジラ類まで含んでいる外洋系生物が中心のシリーズです。

 このシリーズは、魚類では「マンボウ」、「アカシュモクザメ」、「ナポレオンフィッシュ」、「マンタ」の4種ですが、いずれも普通の魚と違って形が変わっている種類です。クジラ類では「バンドウイルカ」、「カマイルカ」、「ベルーガ(白いイルカ)」、「シャチ」、「マッコウクジラ」、「ザトウクジラ」、「シロナガスクジラ」の代表的な7種です。この11種が発売された商品の全種だと思っていますが、もし他の商品があれば、教えてください。

 さて、このディスクトップ模型は、文字通り机の上や書棚に飾っていると実に見事なのです。何故、こんな素晴らしい商品をメーカーは廃盤にするのかなあ、と廃盤後の収集の困難さ(オークションにも出品数が少なく、プレミアがついています)を思い出して腹も立つのですが、多分、その理由は分かっているのです。レジン製ゆえですよねえ?レジン商品は、細工が精密な分、実に壊れやすいのです。
 以前、尾ヒレなどが破損した「ザトウクジラ」と「アカシュモクザメ」の修復作業について、このブログでも紹介しました。いやあ、実に大変でした。当時の心ない客からのクレームやら返品などのメーカーさんの苦労は察するに余りあります。・・・もちろん、これらは私の勝手な想像です(笑)。違っていたらごめんなさい。

20220704_103403120220704_1034581 ちなみに、この商品群の中で、特にその造型に感心したのが、「シロナガスクジラ」です。長さが33cm、高さが27cmもある、机には大きすぎるサイズなのですが、上野の国立科学博物館前のモニュメントを彷彿させるデザインは、実に見ごたえがあります。以前に紹介した「ザトウクジラ」の長いヒレのかっこよさにも匹敵します。ただ、ソフビの巨大模型のような、そのままの姿では、なんとも面白くもおかしくもないのです。やっぱり、造型デザインが重要です。では、その勇姿(笑)をご覧ください。

 

 

20220704_1029451 20210211_1412461_20220806081601 H23919-0021 20210109_1808361 そのほか、今、箱から出しているものもいくつかご紹介します。(これら以外は、全部箱に入ったまま押し入れの中で眠ってます。)最後の「アカシュモクザメ」は本体に比較して支柱の径がやや大きいと思われますが、それ以外はどれも出来が良いですよね。やっぱりレジン製は素晴らしい!!改めてそう思いました。是非、皆さんも機会があれば、現物をご覧になってください。ソフビモノとは雲泥の差がありますぞ。

2022年7月31日 (日)

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者

 「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」は、恐竜映画のエポックメイキング作品である「ジュラシック・パーク」の後継シリーズ「ジュラシック・ワールド」3部作の完結編です。

Img_20220729_0004  恐竜マニアで「ジュラシック・パーク」第1作と第2作をこよなく愛する私にとって、この新しい”ワールド”シリーズは、どうも今一つ盛り上がりません。新シリーズの第1作の新しい”恐竜ランド”は、オリジナルの第1作の焼き直しであり、進歩したCG技術で架空の恐竜を創り出しても、あんまり面白くありません。まあ、海生爬虫類のモササウルスをデビューさせた(笑)のが数少ない評価できる点です。
 2作目はさらに悲しくなりました。当ブログ(2018.7.17参照)では、”普通の映画”になったと嘆いています(笑)。火山の噴火で島の恐竜が全滅するのを助けようとするお話ですが、やっぱり架空の恐竜が興をそぎますし、クローン人間まで登場し、最後は生き残りの恐竜を世界に放つことで幕を閉じますが、一体、この始末をどうするんだ、と驚いた記憶が蘇ります。完全な続編ありきの中継ぎでしたねえ。

 そして、この最終作につながるのですが、冒頭で、世界中のいたるところに恐竜が出没している映像が流れます。ここで、雪原を歩く恐竜、荒野を疾走する群れなどは実に素晴らしい景色です。かつてNHKのドキュメンタリー特集で雪の中の恐竜CGを見た経験が無かったら、もっと感動していたかもしれないと少し残念です(笑)。お約束のモササウルスの獰猛振りも一場面挿入されています。

 どうやら前作以降闇ブローカーが暗躍して恐竜の密売が横行する一方、公的には唯一”バイオシン”というバイオ関係の大企業が恐竜の保護エリアを管理しているという設定です。まあ、ここが今回の新たな”ジュラシック・パーク”になります。このうさんくさい大企業のCEOがあのスティーブ・ジョブズにそっくりなのです。思わず笑いました。ライバル会社ゆかりの人を相手に”ユニバーサル”もなんか人が悪いですよねえ(笑)。

 また、世界中に穀倉地帯を食い荒らす巨大なイナゴの大軍が発生するなど、世界の終わりが近づいているエピソードが唐突に描かれます。聖書の影響か、大陸では身近なのか、とにかく欧米人は終末となるとこの虫のお話が好きです。でも、イナゴは恐竜じゃないですよ(笑)。

 さらに、今回の映画の目玉として新シリーズの主人公クリス・ブラットとブライス・ハワード、そしてクローン人間の子役に加え、オリジナルの3人の科学者、サム・ニール、ジェフ・ゴールドプラム、そして女植物学者ローラ・ダーンが勢ぞろいします。最近、こういうオールスター映画が流行っていますが、・・私は好きです(笑)。みんな元気そうでうれしい限りです。

 ストーリーは、オートバイと恐竜、密猟者との銃撃戦など、アクションも満載ですが、それはまあ映画を観ていただく(笑)として、やはり、この映画の一番のお楽しみの恐竜の紹介をしたいと思います。ティラノサウルス、ヴェロキラプトルなどいつもの常連ではなく新顔を中心にお話します。
 何分、完結編ということで、登場する恐竜の種類もかなり増えています。なお、今回は、架空の恐竜は登場しませんので、ご安心ください。もっとも、この映画での恐竜の復元像自体が学説と随分違うというご意見の若い人もいるように聞いていますが、カエルの遺伝子を使ったというオリジナルの設定もありますし、映画の恐竜はカッコ良いので細かいことは言わないように(笑)。

 実は、前作のブログ(2018.7.17参照)の中で”悪役恐竜は羽毛恐竜にしたら良い”などと書いていましたが、今回、そのことが現実のものとなります。ピロサウルスというそうで、凍った湖の上で、クリスらに襲いかかります。黒く見える羽を広げながら威嚇する姿は、なかなか悪役ぽくて感心しました。NHKの赤と青色の安手の羽毛恐竜のデザインとは雲泥の差です。しかも、氷の下を猛スピードで泳ぐのです。この演出には驚き、感心しました。確かに水鳥は水中を泳げるのですから、この意外な設定にも納得です。旧シリーズ3作目の霧の中いざり寄って来る”プテラノドン”の恐怖の再現です。座布団1枚です。

 そして、いつかは登場するだろうと思っていた、最大の翼竜ケツァルコアトルスも貨物飛行機を襲い、爪で機体を引き裂きます。しかし、これはいくらなんでもやりすぎです。あの骨格でそんな力はありえない、などと思ってしまいます。でも、話の都合上、飛行機が墜落しなければなりませんので、これも仕方がありません(笑)。

 また、巨大な3本爪をもつ草食恐竜テリジノサウルスも最後は物凄い力を発揮するのですが、ここは少し演出過多です。旧シリーズ第3作目でティラノサウルスを圧倒した魚食い恐竜バリオニクスの嘘臭さの二の舞ですねえ。

 加えて、おなじみティラノサウルスのライバルとして登場するのが、世界最大の肉食恐竜と言われるギガノトサウルスです。なんか、デザインも架空の復元図のような気がしますが、本来、ティラノサウルスは噛む力など類をみないほど強力なので、やっぱり役不足ですねえ。

 逆に、懐かしかったのが、背中に帆を立てたデメトロドンです。懐かしいジュール・ベルヌの原作を映画化した「地底探検」に登場する、生きた本物のオオトカゲに背ビレをくっつけた特撮へのオマージュとのことです。うれしい限りです。座布団1枚差し上げます。

 そして、トリは、オリジナル第1作のエリマキ恐竜ディロフォサウルスです。これは、学説には無いエリマキを震わせ、毒液を吹いて、遺伝子サンプルをスプレー缶に隠して盗み出した太っちょの産業スパイを殺したことで有名ですが、今回そのスプレー缶まで再登場するのです。いやあ、30年ぶりの伏線回収ですか?お疲れさまでした。

 そのほか、クローン人間の生みの親のエピソードには泣かされますし、最終的に、恐竜と共存する世界という終わり方も案外よかったと思います。思えば、前作まで恐竜を閉じ込めてメデタシ、メデタシという考え方は、なんとも狭い了見でしたねえ。世界はこんなに広いのですから(笑)。でも、市場に配慮してか、あの諸悪の根源の中国人科学者の扱いがどうも甘いような気がします。

 以上、細かなことをいろいろ言いましたが、恐竜映画として十分楽しめました。新シリーズの中では最高の出来です。未見の方は是非ご覧ください。

 

 ところで、全く映画とは無関係の余談なのですが、チェコの恐竜復元画家ブリアンなどの復元図の原画展が来年3月から兵庫県立美術館で開催されるそうです。この展覧会は、全国を巡回するのでしょうか? 是非、そうなってほしいなあ。関係者の皆様の取り組みに期待したいところです。恐竜ファンとしては、とにかく懐かしさで一杯なのです。当時の古い学説に基づく復元図なので、是非、美術品として楽しんでください。

 

2022年7月23日 (土)

峠 最後のサムライ

 「峠/最後のサムライ」は、幕末の越後長岡藩の家老河合継之助の生きざまを描いた司馬遼太郎の原作「峠」を映画化した作品です。監督は、黒澤明の後継者とも言われた小泉堯史らしく、衣装や美術など実に丁寧な映画作りをしています。

 史実では薩長連合軍5万に対して690名で戦い幕府の意地を見せた”最後の侍”というのが一般的な評価なのでしょうが、この映画を観るかぎり、どうにもその人間像に共感が得られませんでした。原作もあんな感じだったのかな。

Img_20220723_0001  映画の中で役所広司が演じる河合継之助は、見かけも態度も立派で、部下はもちろん同僚や一般庶民まで周囲の者は皆”ご家老”を尊敬しているのです。芸者遊びが大好きで女房まで遊びに連れていくのを彼の両親が温かく見守っていたり、補佐役も闇討ちで襲い掛かる反対派の若侍達も、彼の言葉で説得されるのです。加えて、諸外国の事情にも通じており、ガトリング銃やオルゴールまで輸入している知識人でもあります。

 しかし、”戦いはしない”と大見えをきった挙句、主戦論者の殿様の立場で藩を動かし、薩長との交渉を行うのですが、敵の状況や時勢をあまりにも楽観的に捉えていたという描かれ方です。
 「戦いを避けるためにあらゆる手段をつくす」などというセリフの割に、京都や薩長との事前交渉も一切行わずにただ長い間無視した挙句、最前線の司令官に唐突に嘆願書を出しただけで、しかもたった1日粘っただけであきらめる姿には、なんとも”幕末の傑物”とはとても思えず、ただの”世間知らず”、”夢想論者”という描き方になっています。とにかく、見通しが甘いし、暢気すぎますねえ。

 しかも、峠の砦を奇襲して確保しただけで、敵が信濃川を渡って攻めることなど念頭にも置かないとは、とても知将とも言えません。そのお気楽さで、城は落城するは、城下町の人は焼き討ちされるは、では目も当てられません。その後、地の利を生かして湖を渡って夜襲し、城を取り戻すものの、すぐに味方の裏切りにあって敗走します。燃えている家の前に茫然とたたずむ孫を抱いたじいさんに”すまん”と頭を下げても、後の祭りですねえ。
 結局、当時の武士の中では進歩的な考え方をもってはいたものの、やっぱり民百姓は二の次(若様には亡命を計画)で、侍の自己満足?といわれても仕方がない気がします。この作品は、現代の観客に対して一体何を訴えているのか、私にはその狙いがなんとも理解ができません。もっと違う描き方があったのではないかとさえ思わざるを得ません。

 この作品の開始前に上映された新作「ガリレオ」予告編で、主演者が高笑いして「さっぱりわからない」というセリフが耳について離れません。観終わった私の心を見事に代弁しています(笑)。

 余談ですが、あのガトリング銃の昔ながらのポンポン花火のような発砲は、このCGの時代にもっと本物らしく迫力が増すような工夫はできなかったものでしょうかねえ。これも悲しくなりました。

2022年7月18日 (月)

フェバリット クロメジナ(特大)

 先般、フェバリットの釣り魚シリーズ模型もほぼコンプリートしたとこのブログに記載(2022.6.16)したばかりだったのですが、なんということでしょう、突然キングサイズの幻の一品、クロメジナ=オナガグレ(特大)が不用品販売サイトに出品されました。発売当初の定価よりもかなりプレミアがついていたのですが、ひっとしたらもう二度と手に入る機会はないかもしれないと判断し、清水の舞台から飛び降りる(今までも何度も落ちましたが・・)気持ちで即購入しました。

20220713_160135120220713_1602421 20220713_1603071  では、届きました商品をご覧ください。フェバリット史上最大の大きさと言うだけあって、とにかく予想以上にでかいのです。以前購入した同シリーズ”年無しクロダイ”(2022.1.10ブログ参照)より、厚みがあって、一回り大きく感じるのは、あながち錯覚でもなさそうです。

 ところが、輸送用の段ボール箱が本体に比べてぴったり過ぎたのか、到着した商品の尾びれの上端が段ボールの壁面に突き刺さる形で欠けています。もともとなのか、あるいは輸送中の事故なのか、分かりませんが、なんとも残念な結果でした。
20220716_1127251  とはいうものの、こうした事態も予め覚悟の上です。さっそく透明レジンを使って補修作業です。幸いなことに、実際にはあまりわからないような小さな欠損です。そのため、いつもの定型的な修復工程と思っていたら、口から尾の先までが60cm超もあるので、作業台に一杯いっぱいなので、作業がしづらいことこの上もありません。本体を抱えてレジンの注入とライトの照射の作業、色塗りはミッドナイトブルーにブラックを重ね塗りして色目を合わせます。まあ、なんとか一見ではわからない程度には補修できましたが、改めて全てが”でっかいことは良いことだ”とは決して思えないことを痛感しました。まさに、手に余りました(笑)。

 修復の終わった模型は、我が家には一時預かりにするスペースもないため、早速、某所へ搬入して贈呈です。このへんのことは以前お話した通りです。幸い、届け先では”太っていておいしそう”との声も出るなど、飾ってもらえるスペースもありました。なにより輸送途中で破損することなく無事に贈呈することができてほっとしました。

20220714_095744120220714_115032120220714_1514111  最後に、修復作業の備忘録として、その過程を写真で残しておきます。ちなみに、手順は「クロダイ」とほぼ同じでした。以上です。20220718_1202081

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